物流施設の募集賃料、関西圏で上昇

調査・データ一五不動産情報サービス（東京都墨田区）は2月27日、物流施設の賃貸マーケットに関する調査結果を発表した。1月時点の東京圏では、空室率が3.4％と前期の4.2％から0.8ポイント低下した。関西圏は2.5％となり、1.6P上昇した。

東京圏の新規需要は調査開始以降で最大の42.2万平方メートルに達し、2年ぶりの空室率の低下につながった。また、今期の募集賃料は1坪あたり4000円で、前期から横ばいとなった。

関西圏の空室率は依然として低い水準にあるが、今期の募集賃料は3490円で、前期の3390円から100円（プラス2.9％）の上昇となった。2013年4月を底に上昇傾向が続いている。