ビール大手3社、小型車共同配送を都内全域に拡大

フードアサヒ、キリン、サッポロのビール大手3社は6日、東京都内の小型車配送を対象とした共同化の取り組みを拡大すると発表した。

6月から実施している足立区など都内6区での小型車配送の共同化が好調に立ち上がったことを受け、展開エリアを東京都内全域に拡大するもので、9月29日から開始する。

今回の拡大では、すでに相互活用を進めているサッポロビール足立配送センター（足立区）とアサヒビール墨田配送センター（墨田区）に加え、アサヒビール平和島配送センター（大田区）、アサヒビール新宿配送センター（渋谷区）、アサヒビール西多摩配送センター（西多摩郡）、キリンビール東部物流センター（江東区）、サッポロビール杉並配送センター（杉並区）を新たな相互活用拠点に位置づけ、3社とそのグループ会社の対象製品を都内全域の各社得意先に共同で配送する。

これにより、共同で小型車配送を行う得意先を1次展開時より10倍拡大し、延べ1900店とすることで、配送距離の短縮・積載率の向上・車両回転率の向上につなげる。

■1次展開エリア（6月16日より実施済み）

■2次展開エリア（9月29日より実施）