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三菱商事、グループの食品中間流通業子会社を再編へ、4社経営統合に向け協議開始

2010年7月29日 (木)

フード三菱商事は29日、食品中間流通事業子会社4社を再編・統合する方向で、統合対象である菱食、明治屋商事、フードサービスネットワーク、サンエスと協議を開始することで合意したと発表した。

 

成熟段階にある国内食品流通市場は、消費者が食品に求める安全・安心、満足度の水準が高まっており、食品製造業と小売業の間に位置する「食品中間流通業が担うべき役割も高度化していく」と判断。中間流通事業の経営資源を集約することで効率化を促進するとともに、早期に機能強化を実現し、食品製造業、小売業のニーズに的確にスピード感を持って対応するため、4社の経営統合に向けた協議を開始することにしたもの。

 

今後、各社から選出されるメンバーにより構成される統合準備委員会を設置し、同委員会で経営統合の条件、方法、本経営統合後の事業運営・事業展開など、2011年3月までの合意を目指して協議を行う。