オリックス、埼玉県蓮田市に新物流施設

拠点・施設オリックスは12日、埼玉県蓮田市で物流施設「蓮田ロジスティクスセンター」を開発すると発表した。2018年2月頃の竣工を目指し、入居企業の募集を開始した。

新施設は東北自動車道久喜インターチェンジ（IC）から5キロ、圏央道白岡菖蒲ICから3.6キロといずれにも容易にアクセスできる立地で、東北道を基点とした首都圏・東北への広域配送拠点として利用できるほか、圏央道が全線開通すれば関東・東日本向け広域配送拠点としての利便性が向上する。

JR東北本線蓮田駅から最寄バス停まで車で20分、最寄バス停から徒歩3分程度で、公共交通機関を利用するパート人材の雇用が広域から期待できる。

2万3510平方メートル（7112坪）の敷地に、地上3階建て、延床面積3万4956平方メートル（1万574坪）の施設として計画。1階には両面で合わせて59台のトラックバースを備え、ワンフロアは3450坪の設計とする。

敷地内には10トン車トラック向けの待機用スペースを20台分、普通自動車の駐車場を100台分確保する。営業倉庫や24時間運営といったニーズにも対応することができる。

■蓮田ロジスティクスセンターの計画概要
所在地：埼玉県蓮田市大字根金字皿田723-1
設計会社：浅井謙建築研究所
敷地面積：2万3510.77平方メートル（7112坪）
延床面積：3万4956.75平方メートル（1万574.41坪）
規模・構造：鉄骨造・3階建て
その他：床荷重1.5トン（1平方メートル）、梁下有効高5.5メートル以上
竣工：2018年2月