JMU、省エネ船｢チャイナスチールビジョン｣引渡し

荷主ジャパンマリンユナイテッド（JMU）は6日、有明事業所（熊本県長洲町）で建造していた、シーエスイートランスポートコーポレーション社向け次世代省エネ型バルクキャリア「チャイナスチールビジョン」を引き渡したと発表した。

同船は鉄鉱石・石炭の太平洋トレード用のケープサイズバルカーの後続船型であり、載荷容量を増大させ、温室効果ガス（GHG）25％削減を目標に開発された載貨重量20万9000型バルクキャリア。

省エネ付加物や低風圧居住区による風圧抵抗の削減、低摩擦塗料による摩擦抵抗の削減、補機インバーター化・LED照明の採用による省電力化で、GHG削減、燃費性能の向上を図っている。

■主要目
主要寸法：全長299.99メートル
幅：50メートル
深さ：25メートル
喫水：18.43メートル
載貨重量：20万9900トン
総トン数：10万7039トン
主機関：MAN-B＆W 7S65ME-C8.2
航海速力：14.5ノット
定員：25人
船級：ABS／CR
船籍：パナマ