丸運、ダカールラリー出場チームとスポンサー契約

ロジスティクス丸運は20日、2017年のダカールラリー二輪部門に親子で挑戦する、風間深志氏率いる「チーム風間」との間で、スポンサー契約を締結したと発表した。

ダカールラリーは、世界50か国以上、350台以上の二輪・四輪・トラックが出場する過酷なレース。毎年大会運営、コースなどに変更があるものの、2017年の大会は現地時間1月2日にパラグアイの首都アスンシオンをスタートし、途中ボリビアの首都ラゴスを経て14日にアルゼンチンの首都ブエノスアイレスにゴールするまでの全長8818キロを12日間で走破する。

この間休息日を1日はさみ、南米の荒野を1日平均734キロ走行するが、最高5000メートルの山岳高地の難所超えを含んでおり、完走率は例年5割程度となっている。

今回の参戦は「不慮の事故に遭遇し、その後のライダー人生に大きな影響を余儀なくされた父親の無念を晴らすべく、そして自身も出場を夢見ていた三男の晋之介氏が、父の初出場と同じ32歳という年齢で風間家にとって宿命の『ダカールラリーの完走』に挑むもの」だという。

「交通事故の被害体験を乗り越えて、親子二代で世界最高峰のラリーに挑む不撓不屈のスピリッツに共感し、今回のスポンサー契約の締結に至った」（丸運）。