国交省、｢開かずの踏切｣新たに237か所改善指定

拠点・施設国土交通省は19日、2016年度に施工された改正踏切道改良促進法に基づく第3弾として、危険な踏切道やいわゆる「開かずの踏切」（ピーク時の遮断時間が40分以上）など「改良すべき踏切道」として、新たに237か所を指定したと発表した。

今回新たに指定したことで、昨年度指定した踏切道587か所と合わせ、全国で824か所となった。これらは、立体交差化や拡幅のほか、当面の対策や踏切道の周辺対策など、ソフト・ハード両面から踏切道対策が検討・実施されることになる。

国交省では、踏切道改良促進法に基づき、交通事故の防止や交通の円滑化に寄与することを目的に踏切道対策を推進しており、今後も指定踏切道の対策促進を図るとともに残る課題のある踏切について、段階的に指定に向けた検討を行う。

■新たに指定された踏切道一覧