国交省、改良すべき「開かずの踏切」93か所指定

行政・団体国土交通省は13日、改正踏切道改良促進法に基づき「改良すべき踏切道」として、全国93か所を指定した。4月1日に改正法が施行されてから改良すべき踏切道を指定するのは初めて。

指定を受けた踏切道については今後、立体交差化や拡幅などの従来の対策だけでなく、周辺う回路の整備など「面的・総合的」な対策を講じるとともに、踏切道のバリアフリー化など地域の実情に応じた対策を検討する。

また、指定された踏切道の諸元を記載した「踏切安全通行カルテ」を作成し、定期的に更新することで、対策状況を公開。国交省としても「地方踏切道改良協議会などを通じて改良計画の策定を支援するなど、対策促進を図っていく」としている。

■「改良すべき踏切道」第1弾指定一覧