【決算】三井物産、物流本部は30億円の増益

M&A物流・金融部門は、売上総利益は272億円となり、前年度の298億円から26億円の減益となった。

▽物流本部は30億円の増益
同部門のうち、物流本部は30億円の増益。第2四半期に買収した「Portek International」（シンガポール）で33億円の新規貢献があった。また、物流倉庫事業会社のトライネット・ロジスティクスが国内の遊休土地の売却益32億円を計上した。

▽セグメント変更、物流は「次世代・機能推進」に
今年度からセグメントを変更し、「物流・金融」と「コンシューマーサービス・情報産業」に含まれていた情報産業本部を集約するとともに、収益基盤強化に向けて金融、物流、IT・プロセス構築の機能を提供する新たな報告セグメント「次世代・機能推進」とした。今期は、次世代・機能推進セグメントで90億円の営業利益を見込む。