BIGLOBEが企業向けIoT装置、運行状況の把握容易に

サービス・商品BIGLOBE（ビッグローブ）は11日、企業向けIoTデバイス「BL-02」の販売を開始した。

このデバイスを利用することで、人の動きを可視化する行動センシングで生産性を高めたり、車両の運行状況を把握して効率化を図ったりといった「IoT業務」が実現しやすくなる。

クラウドやAIと円滑に連携し、多様な業務に1台で対応できるマルチデバイスとしても利用できる。

BL-02は102グラムの小型ボディに2.8インチディスプレイを搭載したAndroid端末で、10軸センサーやGPSを搭載。単体で位置情報や加速度、気圧データなどを収集するほか、Bluetoothや無線LANでセンサーからデータを収集することができるため、ゲートウェイとしての利用にも対応する。

またLTEによるモバイル通信が可能でバッテリーも搭載していることから、屋内外を問わずクラウドやAIと連携することが可能。開発サンプル提供価格は3万9800円（税別）。

同社では、BL-02を核とした企業向けIoTサービスを展開し、オプティム社やマルティスープ社、バンプレコーダー社とパートナーシップを結んでAIを活用したデータ分析、行動センシング、路面状況管理ソリューションを提供する。

具体的には、工場の作業員にBL-02を携帯させ、転倒情報や危険エリアの労働状況を管理するサービスや、自治体の公用車にBL-02を搭載して道路の老朽化を見える化するなどの活用を想定している。

■問い合わせ先
BIGLOBE法人コンタクトセンター
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