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新物流拠点稼働のスクロール、3PL担う部門が好調

2021年5月7日 (金)

財務・人事茨城県つくばみらい市で大型物流センター「SLCみらい」を今月稼働させたスクロールは7日、同拠点を利用して通販向け3PL業務を担うソリューション事業部門の売上高が前期比20.5%増の171億4400万円、部門利益は2.3倍の8億2600万円になったと発表した。

同社が7日発表した前3月期連結決算によると、ソリューション事業部門では、巣ごもり消費に伴うEC・通販事業者の需要拡大で物流代行、決済代行サービス、アフィリエイトなどの売上が増加。第1四半期は物流代行とメディア事業が、第4四半期は決済代行がそれぞれ増益に寄与したという。

現在はSLCみらいの新規顧客開拓に取り組みつつ、今後も成長が見込まれるEC・通販市場でサービスメニューの拡充に取り組んだ。

具体的には、ソリューションメニューの強化・拡充策として、売上拡大・コストダウン・BCPといった提案メニューの強化・拡充を通じて「クライアントの成長に合わせた最適なソリューション提供」を進めるとともに、統合プラットフォームを構築してメニュー間の連携強化を図った。