配送予定日をLINEで通知、ソーシャルPLUS

（イメージ）

サービス・商品インターネット経由でソフトウェアサービスを提供するソーシャルPLUS（ソーシャルプラス、東京都文京区）は5日、通販事業者向けに、顧客に配送予定日をメッセージツールのLINE（ライン）で通知するサービスの提供を始めたと発表した。物流スタートアップのオープンロジ（東京都豊島区）との協業。顧客への連絡手段として、メールよりも顧客が気付きやすいLINEを使いたい企業ニーズに応える。

発表によると、このサービスは、Shopify社が提供するワークフロー自動化アプリのShopify Flow（ショッピファイフロー）を利用するため、Shopify PlusまたはShopifyプレミアムプランの利用企業が対象だ。顧客への通知は「LINE通知メッセージ」の形で送られる。料金プランには、無料から月200ドル以上まで複数ある。

オープンロジは、ショッピファイのシステムに配送予定日情報を追加する役割を担う。同社は全国の倉庫をネットワーク化するなど物流効率化の取り組みを進めており、ECとの連携にも力を入れている。

LINE通知メッセージは、企業から顧客への通知をその企業のLINE公式アカウントから届ける機能のこと。電話番号をベースにするため、LINEの友だち追加やID連携がされていない顧客にも通知できるのが特徴だ。これまでは、ID連携が利用企業側のハードルとなっていた。

本サービスについては、すでに幼児食ブランド「homeal」（ホーミール）が冷凍食品の配送で先行導入している。

▲注文発生からの連携・配信イメージ（出所：ソーシャルPLUS）