九州新幹線とCBクラウド、シームレスな即配実証

ロジスティクスCBcloud（CBクラウド、東京都千代田区）は29日、九州旅客鉄道・JR九州商事と、九州新幹線荷物輸送サービス「はやっ！便プラス」と、配送プラットフォーム「PickGo」（ピックゴー）を連携し、即日輸配送の2つの新サービス実証実験を7月12日から開始すると発表した。これにより荷主は、荷物の持ち込みや受け取りに出向く必要はなく、シームレスな輸配送が可能になる。

▲輸送のイメージ（クリックして拡大、出所：CBcloud）

同社によると、新幹線荷物輸送サービスは、これまでの幹線輸送を新幹線に切り替えることで輸送の効率化を行い、トラックドライバーへの負担軽減が可能になる。一方で、これまでの新幹線荷物輸送では、利用者が駅まで荷物を持ち込み・受け取りに出向く負担が課題だった。

全国に5万人の軽貨物配送パートナーが登録し、緊急・即日配送に強みを持つピックゴーと連携することで、荷主は荷物の持ち込みや受け取りに出向く必要がなくなり、効率的な輸配送が可能になる。

ピックゴーは、荷主と配送パートナーを直接つなげる配送プラットフォームで、軽貨物5万人、二輪2万人、一般貨物2000社の配送パートナーが登録。24時間365日・全国どこでもウェブでの車両手配が可能で、配車時間は最短56秒、配車率は99.2％を実現しているという。

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LOGISTICS TODAY編集部
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