都バイオ燃料促進支援事業にトナミなど採択

環境・CSRトナミホールディングスは5日、中核会社のトナミ運輸が参画するリニューアブルディーゼル（RD）を活用した脱炭素化推進事業が、東京都が公募した「バイオ燃料活用における事業化促進支援事業」に採択されたと発表した。

同事業にはトナミ運輸のほか、伊藤忠商事、伊藤忠エネクス、オーシャン・ネットワーク・エクスプレス・ジャパン（ONEジャパン）、三愛オブリ、サントリーホールディングス、全日本空輸（ANA）、日本コンテナ輸送が連合で加わる。

事業内容は、伊藤忠エネクスがRD燃料メーカーのネステ（フィンランド）のRDを伊藤忠商事を通じて調達するほか、伊藤忠エネクスグループが運営する都給油所で配送トラックへの給油販売を行い、事業に参画するトナミ運輸、オーシャン・ネットワーク・エクスプレス（ONE）、全日本空輸（ANA）などのトラックや空港施設の作業車両にRDを活用する。

RDは航空機やエンジンに改修を加えずに利用できるドロップイン燃料で、既存の流通インフラを利用しながら温室効果ガス（GHG）の排出削減が可能な手段として注目されている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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