日野自、小型トラック｢デュトロ｣8279台をリコール

行政・団体日野自動車は18日、小型トラック「デュトロ」の自動変速制御プログラムやモーター交換時期の設定が不適切であるとして、国土交通省にリコールを届け出た。対象となるのは、2011年7月2日から2023年1月17日までに製作された8279台。

機械式自動変速機制御コンピューターにおいて、自動クラッチ作動用モーターの制御プログラムとモーター交換時期の設定が不適切なため、モーターが寿命に近い状態の場合に不具合を引き起こす可能性があるとしている。具体的には、モーターチェックに時間がかかることで異常と誤検知し、クラッチ作動を停止し、警告灯が点灯して走行不能となったり、ギアを入れて駐車した場合に始動時にクラッチが切れず、エンジン始動不能となったりする。これまで23件の不具合が報告されている。

同社は全車両の制御プログラムを対策プログラムに書き換え対応を実施し、当該制御プログラム書き換え後に、モーターを交換警報が表示したものから新品に交換する。

■改善箇所説明図
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001635072.pdf

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LOGISTICS TODAY編集部
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