遠州トラック、通期利益予想を大幅引き下げ

財務・人事遠州トラックは9日、2024年3月期通期連結業績予想を下方修正した。売上高は前回予想から据え置きの470億円とするが、営業利益を6億円減の25億5000万円、経常利益を6億円減の25億5000万円、最終利益を3億7000万円減の18億8000万円にそれぞれ引き下げる。第2四半期の連結業績や年度末に向けての需給動向を勘案した結果、利益面は予想を下回る見込みとなった。

同日発表した2024年3月期第2四半期決算は、売上高が前年同期比4.7％増の230億9500万円、営業利益が同19.2％減の12億1600万円、最終利益が2.9％減の8億4800万円と増収減益となった。

輸送部門は宅配や飲料の配送が増加し、売上高は2.3％増の170億1500万円。倉庫部門では輸送機器向けの部品が増加したことなどから売上高11.2％増の59億4200万円となった。一方で利益面は、外注費や人件費の増加、燃料費の高止まりなどが影響し、営業、最終利益とも減益となった。

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LOGISTICS TODAY編集部
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