ダイセーグループ4社、中小物流DX支援で業務提携

ロジスティクスダイセーホールディングス（東京都千代田区）は25日、ダイセーグループ傘下のIT企業であるビジュアルテクノロジー（台東区）とDX研究所（千代田区）、Daisei VEHO Works（ダイセイベホワークスベトナム）、ダイセーSDCC（群馬県高崎市）の4社が業務提携したと発表した。物流DX（デジタルトランスフォーメーション）の分野でコンサルティング、基幹システム開発、ウェブシステム開発、基盤の設置まで、包括的なソリューションを提供する。

提携では、ビジュアルテクノロジーが持つHPC（ハイパフォーマンスコンピューター）技術と最新のAI（人工知能）技術を物流DXに活用。DX研究所は従業員200〜300人規模の物流企業に物流DXコンサルティングを提供した実績を引っ提げ、中小物流企業にも拡充する。DX研究所はダイセイベホワークスと協力し、AIを駆使してドライバーのシフト表作成や配車管理アプリの開発などを手がける。ダイセーSDCCは企業の基幹システム開発に専念し、業務改善をサポートする。

これら4社の経験とノウハウを結集し、企業の規模に関係なく柔軟で効果的な物流DXソリューションを提供する。また、サービス提供だけにとどまらず、共同で人材の採用、研修、出向などを通じ、人材の流動性を高める計画も進行中だ。

▲（左から）ダイセーSDCCの中澤賢社長、DX研究所の茂木秀彦社長、ダイセイベホワークスの前田隆太郎社長、ビジュアルテクノロジーの鬼澤慎社長（出所：ダイセーホールディングス）

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

LOGISTICS TODAY編集部
メール：support@logi-today.com