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財務・人事PALTACが1月31日に発表した2024年3月期第3四半期決算によると、売上高8830億420万円（前年同期比4.1％増）、営業利益219億6800万円（同15％増）、最終利益171億4400万円（16.2％増）となった。
事業環境は、原材料・エネルギー価格上昇やそれに伴う物価高騰の影響を受けたが、脱コロナの動きが進んだことで、外出機会や訪日外国人客数が増加するなど、緩やかな回復基調となった。
販売面では、新型コロナの５類感染症移行後、マスクや消毒液などの衛生関連品の需要減少が続いたが、レジャーやオフィス回帰など外出機会の増加や、回復の兆しを見せるインバウンド需要、セルフケア意識の高まりなどの市場変化を捉えた取り組みにより、売上高が前年同期を上回った。
利益面では、売上拡大を軸とした売上総利益額の増加、売上拡大に伴う固定費吸収効果や配送効率化による販管費率の低下などにより、営業利益は前年同期を上回った。
通期予想は、売上高1兆1420万円（前期比3.4増）、営業利益260億5000万円（同8.3％増）、最終利益203億円（5.4％増）を見込む。
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