日野、不正再発防止へ5回目の四半期進捗報告

環境・CSR日野自動車は型式指定に関する違反に対する再発防止策の四半期進捗報告を公表。20年以上に渡り排出ガスや燃費の認証申請において不正が行われていた問題を受け、国土交通省からの是正命令を受けたことから、再発防止に向けた抜本的な改革を進めている。

是正命令に関する再発防止策の取り組みはほぼ完了し、新執行体制のもと、組織風土や業務執行の改善に努める。

特にリスクマネジメントの強化、型式指定申請体制の構築、社内チェック体制の強化に注力、ISO9001認可取得を目指し、外部監査による本審査に向け内部監査を実施。エビデンス管理の徹底、データ保存の自動化とアクセス管理強化のため新システム導入を進めていく。

また、開発部門では、コンプライアンス強化と開発体制の見直しを推進。製品開発責任者の再定義、開発リーダー育成プログラム「チーフエンジニア道場」の活動継続など、法規遵守と技術力向上に取り組むとしている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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