パルシステム、資源物返却でポイント付与

サービス・商品パルシステム生活協同組合連合会（東京都新宿区、パルシステム）は16日、宅配時に牛乳パックなどのリサイクル資源やリユースびんなどを返却すると、買い物で使用できるポイントが付与されるサービスを今月23日から開始すると発表した。

宅配時に回収するリサイクル資源は、牛乳やジュース、ヨーグルトの紙パック、卵やミールキットの紙製容器、商品カタログやチラシの紙類、商品のまとめ袋や米袋のプラスチック類など。紙製品はトイレットペーパーやティッシュの原料となるほか、紙製容器として再生される。プラスチックも別のプラスチック製品の原料となる。調味料などのびん類も回収し、洗浄して再使用する。

利用者がこれらの資源の返却に協力し、商品注文時に自己申告すると、1週当たり1ポイントが付与され、1ポイントは1円分として利用できる。

同連合会は、30年以上前から、宅配時の資源回収に取り組んでおり、回収された牛乳パックは、メーカーによってオリジナル商品のトイレットペーパーやティッシュペーパーの原料として活用される。

リユースびんも、他の生協と協力して、大きさや形などの規格を統一。共同でびんを再使用する仕組みを構築した。現在は年間1300万本供給するびん商品のうち1000万本が回収され、再度商品に使用されている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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