Ubieとセブン、ヘルスケア物流で協業

M&AUbie（ユビー、東京都中央区）は3月31日、セブン‐イレブン・ジャパンと、医療・ヘルスケア分野での協業に向けた資本業務提携を締結したと発表した。セブン‐イレブンが第三者割当増資を引き受け、Ubieの持つ医療AI（人工知能）技術と全国2万2000店舗のネットワークを組み合わせ、地域に密着したヘルスケアインフラの構築を目指す。

両社は連携の第1弾として、セブン‐イレブンの商品配達サービス「7NOW」と、Ubieの症状検索エンジン「ユビー」を結びつけた実証実験を開始。体調不良で外出が難しい利用者がユビーで症状を検索した際、7NOW利用を案内し、食品や日用品を即時配送できるようにする。逆に7NOW利用時にも、症状検索が可能な導線を設け、買い物と健康サポートを一体化させる。

今後は利用者のニーズに応じた商品提案や、ユビーの健康情報を店舗で提供するサービス展開を視野に入れる。これにより、セブン‐イレブンの物流機能を活用した「身近なヘルスケアステーション」の実現を進め、生活者の健康寿命延伸に寄与する。

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LOGISTICS TODAY編集部
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