DTSグループ、ウエアラブルRFIDリーダー発売

サービス・商品DTS（東京都中央区）は15日、グループ会社である東北システムズ・サポート（仙台市青葉区）が、近距離読み取りに特化したウエアラブル型UHF帯RFIDリーダー「MR20」と、バーコードスキャン機能も搭載したハンディー型「SR160」を発売すると発表した。これまでRFIDの導入が難しかったピッキング業務で、正確性とスピードを両立した新製品により、物流現場での作業効率を大幅に改善できる。

▲（左から）「MR20」、「SR160」（出所：DTS）

MR20は手の甲に装着して利用する超小型モデルで、タグに数センチまで近づけることでのみ読み取りを行う仕様。これにより、RFIDの非接触性を保ちつつ、個別アイテムの誤読を防ぐ。重さは65グラムで、防塵・防滴性能や落下耐性も備え、倉庫や物流センターなどの現場環境に対応する。

併せて発売されたSR160は、RFIDと1次元・2次元バーコードの両方に対応し、レジやカウンター業務にも活用可能なハイブリッド機。

両製品は23日10時から東京ビッグサイト（江東区）で開催される「Japan DX Week 2025」にて展示される。

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LOGISTICS TODAY編集部
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