国交省、日星間グリーン・デジタル海運回廊会合

行政・団体国土交通省は15日、日本とシンガポール間のグリーン・デジタル海運回廊協力覚書に基づく第2回年次会合を7日、日本で開催したと発表した。

港湾分野においては本年6月に運用を開始したCNP（カーボンニュートラルポート）認証や東京港、川崎港、神戸港における港湾パートナーの脱炭素化に向けた取組について共有。海事分野においてはアンモニア燃料船の開発やバンカリングガイドラインの策定、自動運航船の社会実装に向けた取組について共有された。また、これまでの取組内容をさらに加速化・深化させるべく、港湾の脱炭素化や船舶用アンモニア燃料の活用・供給など、今後取り組むべき協力内容について確認し、引き続き議論を進めていくことに合意した。

23年12月、国土交通省とシンガポール運輸省は両国間のグリーン・デジタル海運回廊の形成の協力に関する覚書を締結。両国間の協力を進めるため、定期的な会合を毎年相互開催することとしている。第3回会合は26年にシンガポールで開催する予定。

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