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国内手荷物当日配送サービス「RedCaps（レッドキャップス）」を運営するfurasuco（フラスコ、東京都港区）は27日、石垣島で路線バス事業を展開する東運輸（沖縄県石垣市）と、地域交通課題の解決と持続可能な観光の実現を目指し連携すると発表した。
（出所：furasuco）
観光客の大きなスーツケースが車内スペースを圧迫し、本来80人規模のバスが半分以下の乗客で満員となる事態が常態化しており、地域住民の利用制限や定時運行への影響も懸念されていた。こうした課題に対応するため、両社は「手ぶら観光」を普及させ、荷物による制約を減らすことで観光体験の質と交通利便性を高める狙いだ。
第1弾の取り組みとして、空港線や川平リゾート線など観光客の利用が多い路線のバス側面に川柳ポスターを掲出し、荷物配送サービスの認知向上を図る。手荷物を預けることで移動の自由度が高まり、島内回遊性が向上するほか、観光消費の拡大や経済効果も期待される。さらにバス輸送効率の改善によって、増便抑制やCO2削減といった環境面での効果も見込まれる。
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