ソトーとワールド、共同でテキスタイル企画・販売会社設立

アパレルソトーは18日、ワールドとともに、テキスタイルの企画・販売を行う共同出資会社を設立すると発表した。

テキスタイル産地の企画・開発・販売機能を強化し、国内外の市場開拓に注力し、内需依存型の産業からの脱却を図るため、紡績やテキスタイルメーカー各分野のパートナーとの連携を視野に入れ、テキスタイルの企画・販売のための共同出資会社を設立することにしたもの。

ソトーとワールドは、「日本国内での繊維産業の生産基盤縮小、消失リスクが増大する中、テキスタイル産業が空洞化した場合、少なくとも国内素材を活用する企業が大きな影響を受ける」という共通認識で一致した。

新会社「Jファブリック・インターナショナル」は資本金5000万円で、ソトーが65％、ワールドが35％を出資し、4月1日付で設立する。Jファブリック・インターナショナルは、今後3年以内に売上高10億円以上を目標として、営業活動を行う。