サービス・商品ROBO-HI(東京都中央区)は23日、既存のオフィスビルや商業施設でエレベーターやセキュリティードアの設備改修工事を行うことなく、ロボットを活用できる新サービス「ROBO-HI START」の提供を開始したと発表した。初期費用を抑えながら、人とロボットが協働する清掃業務の省力化を支援する。
清掃業界では人手不足を背景にロボット活用への期待が高まる一方、既存施設では複数階を移動するためのエレベーター連携工事に多額の費用と期間を要することが導入の障壁となっていた。また、ロボットを別フロアへ移動する際に現場スタッフが手動でフロアマップの設定を変更する必要があり、誤操作による運用トラブルも課題となっていた。
新サービスでは、現場スタッフがスマートフォンアプリ「EYECAN Staff」の指示に従ってロボットを目的階へ移動させる運用を採用する。移動後にアプリで「移動完了ボタン」を押すと、自律運用OS「ROBO-HI OS」が位置情報を認識し、対象フロアのマップへ自動で切り替えるため、複雑な設定作業を不要とする。さらに「ROBO-HI DANCE」により、ロボットがフロアや通路の面を清掃し、人がロボットでは清掃できない端や隅を担当することで、人とロボットの協働による作業効率の向上を図る。
エレベーターやセキュリティードアの設備連携工事が不要なことから、既存ビルでも初期費用を抑えたスモールスタートが可能となる。また、従来は紙で管理していた現場作業のレポートをEYECAN Staffによりデジタル化できるほか、多言語対応やチュートリアル、ゲーミフィケーション機能も備える。同社は本サービスを通じて、既存ビルのDX(デジタルトランスフォーメーション)化と人手不足解消を支援し、人とロボットが共に働く持続可能な社会の実現を目指す。
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