サービス・商品i-PRO(アイプロ、東京都港区)は7月31日、クラウドカメラサービス「i-PRO Remo.」専用の大容量エッジストレージ「DG-EX510K」を10月に発売すると発表した。物流倉庫や工場、ショッピングモールなど大規模施設向けに、拠点内監視と本部からの遠隔監視を両立する製品として展開する。
新製品は、映像を記録するとともにクラウドサービスとネットワークカメラを中継するレコーダー機能付きゲートウェイ。高精細カメラの普及で長期間の映像保存ニーズが高まるなか、従来機の最大32TBから大幅に容量を拡大し、本体単体で最大72TB、増設ユニット5台を接続することで最大432TBまで拡張できる。最大128台のカメラ映像をFHD画質で200日以上保存できる容量を備え、大規模施設における長期録画に対応する。

▲エッジストレージ「DG-EX510K」(出所:i-PRO)
物流倉庫では、多数の監視カメラによる構内監視や入出庫管理、防犯対策、事故発生時の映像確認など、長期間の記録保存が求められるケースが増えている。同製品は、拠点内で最大128台のカメラ映像を一括管理できるほか、i-PRO Remo.を利用することで本部から複数拠点を遠隔監視できるため、多拠点運営における管理負担の軽減や迅速な初動対応につながるとしている。
操作性では、魚眼カメラ映像を立体的に補正する「3Dデワープ」機能を搭載し、全方位映像から必要な箇所を拡大して確認できる。また、遠隔監視では最大9画面を同時表示でき、複数施設の状況を効率的に把握できる。
セキュリティー面では、暗号化モジュールの国際基準「FIPS 140-2 Level3」に対応したハードウエアと電子証明書による暗号化通信を採用し、データの改ざんやなりすましを防止する。さらに、独自ファイルシステムによるハードディスクの長寿命化に加え、RAID1、RAID5、RAID6に対応し、ハードディスク故障時でも記録映像の保全を図る。運用を停止せずにディスク交換が可能なホットスワップ機能も備えた。
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