荷主常石集団(舟山)造船(中国)は7月31日、浙江省で初となる造船所岸壁でのシップ・トゥ・シップ(STS)方式によるメタノール燃料供給作業を6月27日に実施し、無事完了したと発表した。従来のトラック・トゥ・シップ(TTS)方式に加え、STS方式での燃料供給を可能にし、環境対応船の建造から引き渡しまでのサプライチェーン対応力を高めた。
今回、燃料供給を実施したのは、同社が建造中の5900TEU型メタノール二元燃料コンテナ船シリーズの4隻目。これまでの1隻目から3隻目まではTTS方式を採用していたが、延べ30台以上のタンクローリーを使用し、燃料供給作業に4日間を要していた。
新たに導入したSTS方式では、メタノールバンカー船を横付けして燃料を供給することで、作業期間を4日間から1日に短縮するとともに、安全性と作業効率の向上を実現した。
作業に先立ち、市・区・県の主管官庁やパートナー企業と連携し、作業手順書の作成、リスク評価、緊急時対応計画の策定・審査を実施した。当日は関係作業員による全体ミーティングを開き、安全管理を再確認したうえで作業を進めた。その結果、浙江省内で初となるSTS方式によるメタノールバンカリングを安全に完了した。

(出所:常石造船)
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