サービス・商品ファーストループテクノロジー(東京都中野区)は6日、現場設置型の記録・簡易分析装置「DAVIE Evidence Edge」(デービー・エビデンスエッジ)の提供を開始した。カメラ映像と設備データをAI(人工知能)で自動的に記録、解析し、改ざんできない証跡として保存する。製造業や物流・倉庫などでの監査、品質保証、安全衛生、設備保全、経営判断への活用を見込む。
同製品は、映像クリップ、発生日時、場所、AIタグ、設備・センサーデータ、証跡IDを自動で関連付け、一つの証跡パッケージとして生成する。従来は設備停止や品質不良が起きた際、PLCの記録、監視映像、作業者への聞き取り、保全日報などを個別に確認する必要があった。同社によると、平均3日以上を要していた原因調査や監査資料の準備を、社内検証では平均27分に短縮したという。
設備故障やライン停止、チョコ停などが発生した場合、映像や設備データなどを証跡として自動整理する。事故発生時には、事故直前の人の動きと設備状態を時間軸で確認でき、生産再開や出荷可否、顧客への報告に必要な根拠を整理しやすくなる。証跡は書き換え不能な方式で保存し、ハッシュ値を付与するため、監査や行政対応の資料としての利用も想定する。
既設カメラの画角や映像品質が条件に合えば、そのまま活用できる。また、単一ラインから導入できる1か月単位のトライアルも用意した。価格は初年度が月額12万5000円から、2年目以降は月額7万5000円からで、初期費用と設置費用は別途見積もる。
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