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ゼロ追浜CSC、「信頼」軸に安全意識改革

2026年8月7日 (金)

ロジスティクスゼロの追浜カスタマーサービスセンター(CSC)で、安全管理を担う岩渕チーフパイロット(CP)が、ドライバーとの対話を軸にした安全意識の向上に取り組んでいる。運送業での勤務を経て2014年にゼロへ入社し、キャリアカードライバーとして経験を積んできた岩渕CP。現在は現場と管理側をつなぐ立場から、事故を防ぐための組織づくりに向き合う。

岩渕CPが運転技術への自信を深める転機となったのが、社内の「ドライバーズコンテスト」だった。センター長の推薦で出場し、優勝。「行うべき操作や安全確認を抜け漏れなく行う」という、日常の基本動作の積み重ねが結果につながったという。

▲岩渕チーフパイロット(出所:ゼロ)

現在、追浜CSCでは組織の安全文化の成熟度を段階的に捉える「ブラッドリーカーブ」を取り入れている。目指すのは、ルールに従うだけでなく、ドライバー自身が安全を考え、さらに互いに注意し合う状態だ。

一方、現場への浸透は途上にある。岩渕CPは「正直、まだこの指標自体への馴染みが薄く、手探りの状態」と話す。それでも導入を続けるのは、自分たちの安全意識がどの段階にあるのかを客観的に確認する材料になると考えているためだ。

追浜CSCではドライバーを5班に分け、各班が月1回の会議を開く。岩渕CPもオブザーバーとして参加し、「この配送は難易度が高い」といった現場の声に対して、「どうすれば安全で確実な配送ができるか」と問いかける。自ら答えを示すのではなく、ドライバーと具体的な対策を考えることを重視している。

管理職となった当初は、現場との距離の取り方に戸惑いもあったという。岩渕CPは「待っているだけでは信頼は得られない」と考え、日々の挨拶を含め、自らドライバーに声をかけることから関係づくりを始めた。

「ゼロは自分次第でいくらでも成長できるチャンスがある」と岩渕CPは語る。今後は安全管理に加え、拠点全体を運営する視点も身につけたい考えだ。ドライバーとして培った経験を土台に、追浜CSCで安全と現場の信頼をどう両立させるか。その試行錯誤が続いている。

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