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JX金属、AIデータセンター向け漏水検知を増産

2026年8月7日 (金)

荷主JX金属は5日、グループ会社のタツタ電線(大阪府東大阪市)が京都工場(京都府福知山市)で、AIデータセンターなどに使用する漏水検知システムの生産能力を増強すると発表した。製造装置の増設などにより、生産能力を2025年度比で3割引き上げ、8月末から本格稼働する。生成AI(人工知能)の普及でデータセンターの液冷化が進むなか、漏水検知需要の拡大に対応し、安定供給体制を強化する。

タツタ電線はセンサー&メディカル事業で、電線・ケーブル事業で培った材料、設計、製造技術を生かし、漏水検知システムなどを製造・販売しており、タツタテクニカルセンター(京都府木津川市)で営業と研究開発を進め、京都工場で製造している。

近年は生成AIの普及やデジタル化を背景に、AIデータセンターの建設が世界的に拡大している。高性能GPUを大量に搭載するサーバーの発熱量増大に伴い、水冷設備を活用した液冷技術の導入が広がり、施設内の漏水を早期に検知する需要が高まっている。

今回の増強では、京都工場の既存建屋のレイアウトと導線を最適化するとともに、漏水検知システムの製造装置を増設した。

JX金属グループはAIデータセンター向けに、半導体用スパッタリングターゲットやインジウムリン基板なども展開している。今後も市場や顧客ニーズの変化を踏まえて必要な投資を続け、高付加価値製品を供給する。

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