財務・人事DPワールド(UAE)は13日、2026年上期の売上高が前年同期比13.1%増の127億1500万ドルだったと発表した。物流、海運サービス、国際港湾・ターミナル事業の成長が寄与し、中東情勢の悪化に伴うジュベルアリ港の取扱減を補った。一方、調整後EBITDA(利払い前・税引き前・減価償却前利益)は同5.6%減の28億6300万ドルとなった。
上期の総コンテナ取扱量は4282万6000TEUで、5.7%減少した。中東の地域紛争により船舶寄港が一時的に減少したジュベルアリ港を除くと、取扱量は3968万1000TEUとなり、5.4%増、為替や買収・売却の影響を除く既存ベースでは6.5%増だった。アフリカ、アジア太平洋、欧州、米州で取扱量が伸びた。
ジュベルアリ港は物理的な損傷はなく通常稼働を続けているが、地域情勢の影響で船舶交通が減少している。DPワールドは内陸輸送との接続拡充などを進め、重要貨物の輸送継続を支える対応を取っている。
同社はUAE東部のフジャイラで、50年間のコンセッション契約に基づき新たに2つのターミナルを開発する計画。ジュベルアリを中心とする物流網をフジャイラまで広げ、UAEの貿易・物流インフラの強靱性を高める。
上期の設備投資額は15億ドルで、26年通期では30億ドル程度を見込む。UAE、英国、インド、サウジアラビア、コンゴ民主共和国などで港湾能力や物流インフラへの投資を進める方針だ。
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