ロジスティクス安田倉庫(東京都港区)は17日、通関業務に関する各種料金を9月1日受託分から改定すると発表した。基本料金を現行料金から約25%引き上げる。
改定対象は各種通関申告および保税関連申請の基本料金で、少額貨物の簡易通関扱いや関連業務も含む。新料金の詳細は同社の担当窓口で案内する。
同社によると、近年はEPA(経済連携協定)の拡充や国際情勢の変化に伴う関係法令への対応強化などにより、通関業務が高度化、複雑化している。物流業界の人手不足を背景とした人件費の上昇に加え、AEO制度への対応、コンプライアンス強化、システム更新など、通関品質を維持するためのコストも増加している。
2017年の通関業法改正による上限料金の撤廃後も、安田倉庫は業務効率化やコスト削減を進め、従来の料金水準を維持してきた。ただ、コスト増を自社の取り組みだけで吸収することが困難になったとして、今回の料金改定を決めた。
同社は今後も法令順守を徹底し、通関品質の維持・向上に取り組むとともに、安全かつ迅速な通関サービスの提供を通じて国際物流の円滑化に寄与する。
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