ロジスティクス九州旅客鉄道(JR九州)、九州電力、エンバイオ・ホールディングス、芙蓉総合リース、シーアールイー(CRE)の5社は20日、オフサイトPPAを活用し、九州新幹線鹿児島ルートの運転用電力に再生可能エネルギー由来の電気を供給すると発表した。JR九州が列車の運転用電力にオフサイトPPAを導入するのは初めてで、2027年8月から順次供給を開始する。
物流施設を再生可能エネルギーの供給拠点として活用する。CREが開発・運営する物流施設の屋根に設置した太陽光発電設備で発電し、九州電力を通じて九州新幹線に供給する。JR九州、九州電力、エンバイオ・ホールディングスと芙蓉総合リースが共同出資する合同会社の3者が、再エネ電気の供給契約を締結した。
発電所は福岡県と佐賀県に設置し、出力は8000キロワット、年間発電量は980万キロワット時を見込む。CO2の排出削減効果は4600トンで、一般家庭1800世帯分に相当する。
JR九州は2025年2月に策定した「JR九州グループ環境ビジョン2050」で、35年の温室効果ガス排出量を23年度比60%削減する中間目標を設定した。50年には温室効果ガス排出量実質ゼロを目指しており、今回の取り組みを鉄道輸送の脱炭素化につなげる。
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