調査・データキャディ(東京都台東区)は10日、製造業の経営者484人を対象に実施した「AIインパクト意識調査」の結果を発表した。
AI(人工知能)の効果が試作・製造・物流など、実際にモノが動く現場工程まで及んでいるとの回答は2.9%にとどまった。一方、過去1年間のAI投資や活用による経営への効果を実感している経営者は57.8%だった。
AIの効果が及ぶ範囲では、「情報収集・文書作成・議事録などの事務作業まで」が68.2%で最多となった。「設計・見積・調達といった専門業務まで」は14.3%、「試作・製造・物流など、モノが動く工程まで」は2.9%で、両者を合わせても17.2%にとどまる。「まだ目に見える効果は感じていない」は14.7%だった。
経営への効果を実感している層では、設計・見積・調達などの専門業務までAIの効果が及んでいる割合が22.5%となり、未実感層の2.9%の約8倍だった。一方、試作・製造・物流などの現場工程まで広がっている割合は、実感層でも3.9%、未実感層では1.5%だった。
製品を企画してから市場に出すまでの期間については、生成AIの活用が進んだこの1-2年でも「変わらない」が63.8%を占めた。「やや短くなった」と「大幅に短くなった」を合わせた回答は18.4%にとどまった。
モノづくりの速度を上げるため、今後3年間で最も強化したいことでは、「熟練技能・暗黙知のデータ化・継承」が62.4%で最多となった。「部門間のデータ・情報の分断解消」が49.2%、「人材の確保・育成」が47.1%と続いた。
調査は8月4-10日にオンラインで実施した。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集局にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集局直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。
LOGISTICS TODAY編集局
メール:support@logi-today.com
LOGISTICS TODAYでは、メール会員向けに、朝刊(平日7時)・夕刊(16時)のニュースメールを配信しています。業界の最新動向に加え、物流に関わる方に役立つイベントや注目のサービス情報もお届けします。
ご登録は無料です。確かな情報を、日々の業務にぜひお役立てください。





































