サービス・商品ウィード(千葉市美浜区)は14日、三和シヤッター工業(東京都板橋区)の施工現場部門と共同で、作業用手袋「ZI-571」を開発したと発表した。施工内容ごとに手袋を付け替える負担を減らし、さまざまな作業で着用を続けられる設計とした。三和シヤッター工業では安全大会を通じ、約4000人の作業者に展開している。
開発のきっかけは、シャッターの取り付けや撤去、工具を使った施工、油分が付着した部品の取り扱いなど、作業ごとに手袋を着脱することが現場の負担になっていたこと。手指に関するインシデントの多くが手袋を着けていない状態で発生していたことから、作業中に外す必要を減らす手袋を目指した。
ZI-571は、インシデントが集中していた指先の保護に重点を置き、第一関節より先まで衝撃から守る構造を採用した。18ゲージの高密度編みによって細かな作業に必要な指先の感覚と耐久性を両立し、表面にはニトリルゴムコーティングを施し、油分への対応とグリップ力を確保した。

▲作業用手袋「ZI-571」(出所:ウィード)
施工現場で利用が広がるタブレット端末にも対応。5本の指すべてでタッチパネルを操作できるため、タブレットを使う際に手袋を外す作業を減らせる。工具や部品の取り扱いから端末操作まで同じ手袋で対応し、作業の中断を抑える狙い。
ウィードは、作業現場の事故や作業上の課題を基に手袋を開発しており、工業や食品、医療、物流などの現場に製品を提供している。今回も施工現場での動作を観察し、インシデントを分析した上で、必要な機能を絞り込んで製品化した。
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