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常石造船、中国拠点でメタノール燃料船を初建造

2026年10月30日 (金)

荷主常石造船(広島県福山市)は29日、中国の常石集団(舟山)造船が、同拠点で初めて建造したメタノール二元燃料仕様のばら積み貨物船「KAMSARMAX」を28日に引き渡したと発表した。従来燃料に加えてメタノールを使用できる二元燃料仕様を採用している。

同船は、海運分野で進む環境規制への対応を見据えた船型で、メタノールを燃料として使用した場合、重油と比べて窒素酸化物を最大80%、硫黄酸化物を最大99%、CO2を最大10%削減できるとしている。

KAMSARMAXは常石造船が開発した主力のばら積み貨物船で、これまでに400隻を超える竣工実績がある。2026年1月にはフィリピン拠点で世界初となるメタノール二元燃料KAMSARMAXを竣工しており、今回は中国拠点でも同仕様船の建造・引き渡しを実現した。

常石集団(舟山)造船では、これまでにメタノール二元燃料の5900TEU型コンテナ運搬船を4隻建造している。今回、ばら積み貨物船の建造も実現したことで、環境対応型船舶の量産体制構築に向けた取り組みをさらに進める。

▲メタノール二元燃料KAMSARMAX(出所:常石造船)

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