メディカル福山臨床検査センター(広島県福山市)とJR西日本、ジェイアール西日本マルニックス(大阪市淀川区)は10月30日、山陽新幹線を活用した検体の定期輸送を11月2日から開始すると発表した。関西、九州エリアの医療機関で採取した検体を、新幹線荷物輸送サービス「荷もっシュッ!」を使って福山市の本社ラボへ運ぶ。
3社は2025年、新大阪駅-岡山駅間で1か月間の検体輸送実証を実施した。今回、その結果を踏まえて福山駅での荷役体制やオペレーションを整備し、定期輸送へ移行する。道路輸送だけに依存せず、新幹線を組み合わせることで輸送時間の短縮と到着時刻の安定化を図る。
福山臨床検査センターでは、検体の搬入を早めることで翌朝までに結果を報告できる検査項目を拡大するほか、到着時間を分散させて検査業務の効率化につなげる。医療機関側でも検査結果を早期に把握でき、診断や治療判断の迅速化が期待される。
今後は運用状況や輸送需要を踏まえ、下関、周南エリアへの展開を進めるほか、輸送区間と取扱量の拡大も検討する。
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