佐川急便、電報サービスに参入、7月14日から開始

ロジスティクス佐川急便は25日、電報サービス会社と提携して7月14日から「飛脚電報」の提供を開始する、と発表した。インターネットの利用による発注工程の簡素化で、新たな参入企業による取り扱いが増加傾向にあることから、特定信書便事業の販売拡大につなげる目的で電報事業へ参入するもの。

飛脚電報は7月14日から全国で提供を開始。依頼主は法人に限定するが、届け先は法人と個人どちらにも対応する。同社のWEBサイトにある専用ページから発注して利用する。

支払方法は売掛のみとし、現金・カードの取り扱いには対応していない。料金はスタンダードタイプ（台紙5種類）を1280円（税抜）、VIPタイプ（同）を1920円とし、300文字まで一律料金で引き受ける。

同社は2009年3月に「飛脚特定信書便」の取り扱いを開始し、特定信書便事業へ参入。11年5月からは「飛脚特定信書航空便」を開始して全国翌日配送サービスを提供している。