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複数拠点で即時帳票印刷可能に、トッパンFが新開発

2017年12月4日 (月)

サービス・商品トッパン・フォームズは4日、送り状や作業指示書など、現場での即時大量印刷を必要とする帳票出力用データの生成・配信サービス「プリント・データ・トランスファー」の提供を同日から開始すると発表した。

(出所:トッパン・フォームズ)

物流倉庫や配送センターなどの拠点で使用される送り状、納品明細、作業指示書などの帳票は、印字データの抽出から帳票の印刷・利用までの期間が短いため外部への製造委託ができず、企業では自社で帳票作成システムを保有し運用するケースが多い。一方、システムの保守作業やバージョンアップ対応などに多大なコストと労力がかかるため、外部サービスの利用やアウトソーシングの需要が高まりつつある。

今回、これらの課題を解決し、トッパングループデータセンターとNECのクラウド基盤サービスを組み合わせた堅牢なセキュリティ環境のもとで大量のプリントデータの生成・管理を行い、各拠点での大量印刷の機能を実現する新たなプリントソリューションとして開発した。

このサービスでは、顧客の既設印刷機器にクラウド経由でオンデマンド印刷することが可能なほか、ウェブ画面操作により、顧客側で印刷完了確認等の運用管理機能を利用可能、重要な帳票データ全般の管理・運用を高度なセキュリティ環境で実現することができるようになる。