リンナイ、神奈川･厚木に物流拠点開設

拠点・施設総合熱エネルギー機器メーカーのリンナイは30日、首都圏を中心とする東日本エリアの物流機能強化を目的に、神奈川県厚木市に「東日本物流センター」を開設すると発表した。

リンナイでは、2008年に愛知県小牧市で「総合物流センター」を稼動し、顧客への物流サービス向上、業務の効率化に取り組んできた。昨今の物流業界の人手不足や規制強化と、システム商品の販売拡大に伴う物流量の増加に対応し、今後も顧客満足の高い配送サービスを実現するため、連結子会社であるガスターが厚木市に所有する施設を活用し、東日本物流センターを開設する。2月から稼動する。

同センター稼動により、リードタイムの短縮と安定的な出荷体制を実現する。今後、総合物流センターと東日本物流センターの東西2拠点体制で顧客サービス向上を図る。

■「東日本物流センター」の概要
所在地：神奈川県厚木市飯山2385-10
敷地面積：1万5155平方メートル
延床面積：2万8072平方メートル
階数：5階建て（土地・建物の所有はガスター）
稼働：2018年2月
投資（改修）金額：4.6億円（[連結グループ合計）、リンナイ3.4億円 （リフト、保管棚、情報機器など）、連結子会社1.2億円 （施設修繕、外壁塗装など）