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日本郵船、中国海事大学に奨学金授与

2018年11月30日 (金)

環境・CSR日本郵船は11月30日、中国の大連海事大学と上海海事大学の学生計78人に今月奨学金を贈り、それぞれの大学で授与式が行われたと発表した。

大連海事大学の授与式は11月12日に行われ、国際的な視野を持ち社会的責任と知性ある人材に成長してほしいとの期待を込めて、42人の生徒に奨学金が授与された。式典では同社の高泉宏康中国総代表と同大学のZhao Youtao副校長が式辞を述べた。

高泉中国総代表は「相互理解と寛容の精神こそが教育の本質であり、大学時代はそのような精神を育む絶好の機会だ。歴史的にも文化的にもつながりの強い日本と中国の友好関係をさらに堅固なものにするためにも、皆さんのような若い世代には面と向かったコミュニケーションを率先してほしい」と述べた。Zhao Youtao副校長は、日本郵船が長年支援してきたことに対する感謝の意を表した。

▲大連海事大学でスピーチする日本郵船の高泉宏康中国総代表

21日には、上海海事大学で高泉中国総代表から36人の学生へ奨学金が授与された。同大学のShi Xin副校長は、同社との協力関係を振り返り、過去18年にわたる海事教育への継続的な支援に謝意を伝えた。

同社は教育を通じた社会貢献活動の一環として、2001年から両校の学生に対する奨学金制度を継続しており、授与した学生は今回で延べ1130人となった。