ファッション企業もホワイト物流、自主行動を宣言

国内カジュアルファッションブランドを展開するアダストリアはこのほど、国土交通省などが推進する「ホワイト物流」に関する自主行動を宣言した。子会社のアダストリア・ロジスティクス（茨城県茨城町）が中心となり、作業の合理化と効率化に取り組むことで従事者の負担を減らし、持続可能な物流の実現に貢献するとしている。

具体的には、Hacobu（ハコブ、東京都港区）の予約受付システム「MOVO Berth」（ムーボ・バース）の導入による効率的な荷下ろし、パレットなどの活用による効率的な作業、配送地域別の荷渡しによる荷役時間の短縮などに取り組むとしている。アダストリアは今後も、エネルギー使用や二酸化炭素排出量の削減、職場環境の整備などに取り組む考え。