トランコム、CREと物流最適システム構築で提携

M&Aトランコムは1日、物流特化型の不動産開発を手がけるシーアールイー（CRE）との業務提携に向けて基本合意したと発表した。物流業界の諸課題に対応するためのインフラプラットフォームの構築に向けて両社の強みを組み合わせることで、最適な物流サービスにつながる相乗効果の創出を目指す。

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トランコムは、持続可能で効率的な輸配送サービスを提供するため、中長距離を中心とした貨物と空車の「求荷求車サービス」をはじめ、物流センター運営などのネットワークやノウハウを活用することで、アイデアとテクノロジーを組み合わせたプラットフォームの構築を進めている。

CREは、物流不動産の開発からテナント誘致、売却、運用・管理まで一貫したサービスに強みを持つ。物流業界における諸課題に対応するため、物流サービスの基盤となるインフラプラットフォームの提供を推進している。

物流業界は、慢性的で構造的な労働力不足や担い手の高齢化、環境への配慮などの社会課題に直面している。トランコムとCREは、こうした課題の解決に向けて相互に経営資源を活用するとともに、両社のプラットフォームが連携することで新たな価値を創造していく方針で一致。今回の業務提携に向けた基本合意に至った。