日本郵船、九電系とLNG運搬船定期用船契約｜短報

ロジスティクス日本郵船は1日、九州電力グループのQユナイテッドエナジーサプライ&トレーディング（福岡市中央区）との間で、新造液化天然ガス（LNG）運搬船1隻の複数年の定期用船契約を締結したと発表した。燃料油とボイルオフガス（航行中にカーゴタンク内で気化したLNG）を利用する二元燃料低速ディーゼル機関「X-DFエンジン」や余剰ボイルオフガスを有効に利用する再液化装置を搭載。カーゴタンクは容量17万4000立方メートルのメンブレン型で、優れた防熱性能を持つタンク方式を採用するなど、従来型のLNG船に比べて大幅に効率的・経済的で環境負荷を低減した運航を実現する。

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