丸八倉庫・決算、荷動き低調で減収減益

財務・人事丸八倉庫が13日発表した2022年11月期連結決算によると、売上高は47億6300万円（前期は48億2300万円）、営業利益は前期比22.8％減の5億7200万円、最終利益は28.8％減の3億6000万円と、減収減益となった。人手不足や燃油高騰など経営環境が悪化するなか、既存倉庫の稼働率は安定的だったが、荷動きが低調に推移し、本業の物流事業が減収を余儀なくされた。設備投資に伴う減価償却負担も増えて減益となった。会計基準の変更を理由に売上高は対前期増減率を出していない。

23年11月期の連結業績については、売上高を50億円として増収を予想するが、引き続き減価償却負担が重いとして営業利益は5億5000万円、最終利益は3億6000万円と横ばいを予想している。