日新3Q、輸送需要緩和も売上高は11％増

財務・人事日新が7日発表した2023年3月期第3四半期連結決算は、売上高が前年同期比11.4％増の1525億4400万円、営業利益が64.4％増の105億7800万円、純利益が88.2％増の82億900万円で増収増益だった。海上、航空貨物の取り扱いは底堅く推移したものの、輸送需要は徐々に緩和していく傾向になったほか、旅行事業では団体旅行の取り扱いも寄与して緩やかな回復基調で推移した。

物流事業のうち航空輸出は、機械設備が堅調に推移したが、海上輸送へのシフトやスポット案件需要が剥落したことで取扱量は減少傾向となった。輸入では、自動車関連やアパレル関連の貨物が収益に寄与。海上輸出に関しては、機械設備や化学品が堅調に推移し、輸入では食品や雑貨などが好調だった。倉庫事業では食品が堅調に推移した。

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LOGISTICS TODAY編集部
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