川汽、海外拠点のIT・DX専門家集め議論｜短報

▲カンファレンスの様子（出所：川崎汽船）

ロジスティクス川崎汽船は24日、3月下旬に本社でDX（デジタルトランスフォーメーション）戦略推進とセキュリティー強化を目的とした「グローバルITカンファレンス」を開催した、と発表した。同社の主要拠点である16か国・地域から40人のIT・DX専門家集団が集まり、明珍幸一社長やCIO（情報統括役員）、デジタライゼーション戦略グループ、グループ会社のケイラインビジネスシステムズ（東京都千代田区）などを交え、各国のセキュリティー対策をはじめとしたDXプロジェクトを題材に活発な議論とワークショップを行った。

カンファレンス内では、IT・DX分野から安全・環境・品質の発展を支えることが企業価値向上につながることや、本社と各国との一層の連携強化が各国のIT・DX環境の改善・向上を加速させることを共有した。同社は2022年5月に公表した中期経営計画に基づき、機能別戦略としてデジタライゼーションを推進しており、「IT・DX分野から企業価値向上や社会課題の解決に貢献する」としている。

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