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ドコマップJ、4月から新スマホアプリ提供開始

2023年3月27日 (月)

サービス・商品ドコマップジャパン(東京都港区)は27日、車両の位置情報管理システム「DoCoMAP」(ドコマップ)に、位置情報の発信をスマートフォンで簡単に行える「docomap Mobile」(ドコマップモバイル)サービスを追加し、ことし4月から提供を開始すると発表した。自社だけでなく協力会社の車両位置もドコマップ上で簡単に管理できる。

ドコマップは、グーグルマップをプラットフォームにして、車両に取り付けたGPS端末から発信された位置情報をリアルタイムに表示・管理する動態管理サービスだ。自社の車両位置が正確かつ瞬時にわかり、迅速な顧客対応や緊急時の対応に効果を発揮する。

 
(出所:ドコマップジャパン、クリックで拡大)

発表によると、ドコマップでは専用端末などを搭載した車両の位置情報を管理することができるが、利用者から「自社だけでなく協力会社の車両位置もドコマップ上で簡単に管理したい」「日々入れ替わる協力会社の車両位置を管理したいが、専用端末の貸出や回収する手間と管理が大変でなかなか運用まで至らない」などの要望や悩みが同社に届いていた。

そこで、一時的にスマートフォンをGPS端末の代わりとし、位置情報を簡単に把握することが可能なアプリケーションとしてドコマップモバイルを開発した。設定したログイン情報の入力、または発行したQRコードをアプリケーションで読み込むだけで、特定の時間だけ自動で位置情報が発信される。運行管理者はドコマップ上で、専用端末を搭載した自社車両とスマホから発信される協力会社の車両のそれぞれの位置を同時に確認できる。ドコマップの標準機能を活用したリアルタイム渋滞情報や雨雲レーダー、過去の走行履歴も、これまでと同じように利用できる。

▲サービスのイメージ(出所:ドコマップジャパン)

GPS端末としてスマホを日常的に代用することには多くの問題が考えられるため、同社はドコマップモバイルを特定の時間だけの限定利用にとどめた利用法で提供することにしたという。利用料は1IDにつき月額500円(税別)。

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LOGISTICS TODAY編集部
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