TNTコリア、韓国食品医薬品安全庁の認証取得

メディカルTNTコリアは9日、韓国食品医薬品安全庁（KFDA）から医薬品の供給、品質管理に関する実践規範（KGSP）認証を取得したと発表した。物流業界で同認証を取得したのは初めて。

2002年に導入されたKGSP認証制度は、KFDAが所管する医薬品と医療機器の取り扱い、配送プロセスを規制するためのもので、医薬品などが配送中に損傷・劣化するのを防ぐことで、エンドユーザーに安全に届けられることを目指している。

韓国ではことし3月から、官庁による厳格な規制を順守するためにソウルのTNTヘルスケア・センターのインフラの改築・拡張を実施しており、TNTコリアはグローバル・インテグレータの中で初めてKFDAから認証を取得した。

日本では、2009年10月東京･新木場に、JGSP（日本版の医薬品の供給、品質管理に関する実践規範）に準拠したライフサイエンスセンターを開設している。